冬になると手は凍るように冷たくなる。
バイク乗りなら一度はこの経験をした事があるのではないでしょうか?
手がかじかんでうまくクラッチ操作ができなかったり、
指先が痛くて長時間運転するのが辛かったり、
冬のツーリングにはこのような辛さが付きまとってくる。
そこで大切なのが、グローブ選びです。
いろいろなサイトで様々なグローブを見ても紹介されている数が多すぎて実際のところ何を選んだらいいのかわからない
という人も多いのではないでしょうか?
今回はバイク歴約3年で数多の冬ツーリングを体験して、これだったら寒い冬でも快適にツーリングを楽しめる、というおすすめの冬用バイクグローブを厳選して3つ紹介します。
まずは、冬用グローブを購入する上でどのようなポイントを意識したらいいのかについて、ざっくりと解説します。
冬用バイクグローブの選び方
まず初めに冬用のバイクグローブを選ぶ上で、どのようなポイントを重視したらいいのかについてざっくりと解説します。
人それぞれ好みがあるので一概に「これが正解!」というものはありませんが、以下のポイントを重視して冬用バイクグローブを選ぶと大失敗は避けられます。
- 極寒を耐える保温性を持ち合わせているか
- スマホ対応などの機能性が備わっているか
- デザインや素材は自分の好みに合うか
ざっくり分類すると以上の3つのポイントが冬用グローブを選ぶときのポイントになります。
極寒を耐える保温性を持ち合わせているか
冬用グローブを選ぶ上で1番重要と言っても過言ではないのが、「極寒を耐える保温性を持ち合わせているか」です。
いくらデザインが気に入っても、そのグローブが薄かったり防風性がなければ冬には使い物になりません。
具体的にどのようなポイントを見ていけばいいのかというと、大きく2つのポイントがある。
- グローブ内部に裏起毛があり、着けた瞬間から暖かいと感じられるか
- 風を通さない作りになっているかどうか
これから冬用グローぐの購入を検討している方は上記の2つの点は必ず確認するようにしてくださいね。
グローブ内部に裏起毛があり、着けた瞬間から暖かいと感じられるか
冬用グローブの中には防風性を完璧にして、グローブの内部は起毛などは特に施さないというものもある。
このようなグローブは短距離ツーリングでは問題ないですが、長距離になると段々と手先が冷えて快適なツーリングをすることはできません。
そのため、長距離のツーリングも快適に楽しみたいという方は、グローブ内部に裏起毛があるかどうか確認しておくといいでしょう。
風を通さない作りになっているかどうか
裏起毛があるのもかなり重要なポイントだが、それと同等に風を通さない作りになっているのかどうかも重要です。
いくら中が暖かくても外からの冷気を通してしまうのでは、全く効果がありませんよね(笑)。
スマホ対応などの機能性が備わっているか
ほとんどの方はスマホをマップ代わりにしているかと思います。
信号待ち時やちょっと停車する際などにLINEを返信したり、マップの位置情報を確認したりするなどスマホ操作することもあるでしょう。
そんな時にスマホ対応のグローブをつけていれば、いちいちグローブを外す手間を省けて、ストレスフリーで操作が可能です。
ただ、基本的に冬用のバイクグローブは分厚いものが多く、スマホ対応であったとしても思うように操作できなかったり、なかなか反応しないなどの事があります。
そのため、スマホ対応かどうかは冬用グローブを選ぶ上で重要視する必要はないかと、個人的には感じているのですが・・・(笑)
実際、以下で紹介する僕の使っているグローブはスマホには対応していないです。
デザインや素材は自分の好みに合うか
結局のところ、1番大事なのはこの点に尽きるのではないかと思います。
「デザインや素材は自分の好みに合うか」
いくら保温性や機能性に優れていても、自分の好みでないグローブをつけていてもテンションは上がらないですよね。
お気に入りのバイクにはお気に入りのグローブをつけて乗るのが1番楽しい。
僕はゴツゴツしたデザインやメッシュ系の素材よりも、レザー系で触り心地の良いものが好きなので、これらのものに絞って購入する事が多いです。
興味がある人は、これから紹介するグローブもチェックしてみてくださいね。
おすすめの冬用グローブを厳選して3つ紹介!
では、ここからは僕が実際に購入・着用してみて、
「これだったら、寒い冬でも快適なツーリングになるな」
と感じたおすすめの冬用グローブを厳選して3つ紹介します。
基本的に私はレザーグローブ派なので、今回紹介するものはレザーが多いです。
同じくレザーが好きだという方には、必ず気に入ってもらえるグローブがあるかと思います!
POWWOW TYPE-03 SHORT Natural
出典:POWWOW HP
まず初めに紹介するのは、一部のマニアには大人気のバイク用グローブPOWWOWの「TYPE-03 SHORT Natural」。
価格は約16,000円と冬用バイクグローブの中でもそこそこいい値段ですよね。
中は写真の通り裏起毛となっており、保温性能は全く問題なく、肌触りも最高にいいのでグローブをつけていて不快感はゼロです。
さらに、高級感あるレザーを使用しており、色もカジュアル系のため基本的にどんなバイクにも合わせることができるのもポイントです。
プロテクションは特に付いていないですが、僕のようにゴツゴツしたグローブが好みではないという方はにはぜひおすすめしたいグローブのひとつです。
非常に人気ある商品で毎冬には売り切れているので、購入はお早めに・・・
GOLDWIN gwmaverick レザーアンチバイブレーショングローブ
出典:GOLDWIN
次に紹介するのはGOLDWINの「レザーアンチバイブレーショングローブ」。
価格は税込16,500円と決して安い値段ではありません。
しかし、最高品質のレザーを使用し、高い防風性が施されているので、価格以上の価値があると実感しました。
特に気に入っているポイントは、バイク用とは思えないカジュアルな見た目です。
バイクを降りれば、それはもう普段使い用の手袋と遜色ありません。
よりカジュアルに、よりおしゃれに、そして暖かくバイクに乗りたいと考えている、あなたにぜひチェックして欲しいグローブです。
Caiman レザーグローブ
最後に紹介するのはCaimanのレザーグローブ。
このデザインでなんと価格は、税込約4,000円。
正直、これは破格ではないかと思います(笑)。
実際に手に取ってみたときの高級感やレザーの質感から考えても4,000円というのはかなり安位です。
ただ、メリットだけではありません。
保温性能については中距離くらいなら耐えられると思うが、長距離ツーリングは少し厳しいのではないかと思います。
先ほど紹介した2つのグローブと比較して、裏起毛がないのでどうしても保温性が悪くなってしまうためです。
そのため長距離で出かけることがないという方にはぜひチェックしてみてください。
さらに防寒したい人のためにおすすめの電熱グローブ
ここまで、おすすめの冬用バイクグローブを3つ紹介しました。
しかし、大事なことをひとつ言うと、どんなに保温性や防風性が優れているグローブを使用しても、長時間バイクに乗っていると必ず指先は痛苦なります。
手の寒さを防ぐのにグローブにはどうしても限界があるのです。
これに痛感している人には電熱グローブをおすすめします。
冷たい風から手を守ってくれるのではなく、そもそも手を温めてしまおうというのが電熱グローブです。
長時間バイクに乗ることが多い人や、冬用のバイクグローブではどうしても寒い、という方はぜひ参考にしてください。
【めちゃヒート】充電式 ヒーターグローブ
非常に人気の高い商品のため、よく在庫切れになっているのがこちらの電熱グローブです。
価格は税込9,980円と消して安いわけではないですが、機能面を考えると妥当だと思います。
【めちゃヒート】充電式 ヒーターグローブは大きくふたつのポイントで優れています。
ひとつ目が、1回の充電で約5.5時間のバッテリー持ちであること。
さらにバッテリーの予備が、付属するので泊まりのツーリングでない限り途中でバッテリー切れを起こす心配もありません。
ふたつ目が、スマホ対応していること。
冬用グローブほどゴワゴワした感じが無いので、思い通りタッチできないなどのストレスもほとんどありません。
MAPを確認したい時などはかなり便利です。
ヒーターグローブ 電熱グローブ 充電式 ヒーター手袋 めちゃヒート
RS TAICHI RST640 e-HEAT グローブ eヒート
次に紹介するのは、本格的なバイク用品メーカーのRS TAICHIの「RST 640 e-HEAT 」。
本格的なライディンググローブのため、見た目は写真のように少々ゴツゴツした感じになっています。
しかしその分、保温性や防風性は一般的なバイク用グローブと比較して、かなり優れています。
価格はグローブ単体で税込約15,000円で、充電用のバッテリーは別売りの税込13,790円です。
正直、合わせて3万円弱と非常に高いので、まずは先ほど紹介した、「【めちゃヒート】充電式 ヒーターグローブ」を試してみて、もっと暖かいものが欲しいという場合はこちらのグローブの購入をおすすめします。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回はレザー系の冬用グローブをメインで紹介しました。
基本的に1万円以上するものが多く、高価な買い物になるので、自分へのご褒美として購入してあげてくださいね!
では、good-by