12月あたりから、とうとう本格的に寒くなり長距離ツーリングを控えることが多くなった、という人もいるのではないだろうか?
寒くなったら重ね着でなんとか寒さをしのぐという方法もあるが、著者としてはなるべく重ね着はせず、多くともヒートテックと合わせて3枚までには抑えたいと思っている。
そうなると、インナーダウンやライダースではなくダウンジャケットを着ることが多くなる。
しかし、ライディング用のダウンジャケット等はゴツゴツしているし、価格も結構高いものが多い。
そこで今回は5万円以内で購入できて、かつ防風性・保温性・デザインが優れているダウンジャケットを3つ紹介する。
これからダウンジャケットの購入を考えているという方はぜひ参考にして欲しい。
バイク乗りにダウンジャケットがおすすめな理由
まずは、バイク乗りにとってなぜダウンジャケットがおすすめなのかについて説明していこう。
著者が考えるにバイク乗りにダウンジャケットがおすすめな理由は大きく3つある。
- 重ね着をする必要がない
- 着膨れしにくくシルエットがスマートになる
- 首元までカバーしてくれるものが多い
以上の3つの点から著者は冬にバイクに乗る際はほとんどダウンジャケットを着ている。
では、それぞれの理由について詳しく説明していこう。
重ね着をする必要がない
まず、ひとつ目の理由が重ね着をする必要がない、ということである。
例えば、マウンテンパーカーやライダースなどを着てバイクに乗ろうと思うと、どうしても保温性が低いのでインナーダウンを着ることになる。
そうなると腕が窮屈に感じたり、ゴワゴワする感じが残り快適に長距離ツーリングはできないのではないかと思う。
その点、ダウンジャケットは良質なものであれば、1枚で防風性・保温性を十分満たしてくれるものがあるので、上記のような不快感はなく気持ちよくツーリングすることができる。
また、重ね着をするとバイクを降りてからインナーダウンを着脱したり余計な手間が増えることになる。
脱いだインナーダウンを入れるリュックサックを背負う必要があるなど、余計な手間や荷物を減らすためにもダウンジャケットはおすすめできる。
着膨れしないのでシルエットがスマートになる
2つ目の理由としては、着膨れしないのでシルエットがスマートになる、というところだ。
先ほども述べたように重ね着をすると動きが窮屈になるだけではなく、見た目もダルマのように丸くパンパンのシルエットになるということもあり得る。
せっかくかっこいいバイクに乗ってるのに、ファッションは着膨れしたパンパンのダルマさんというのはダサいので避けたいところ。
これを防ぐためには、ダウンジャケット1枚で重ね着をしないということが有効になる。
中にはダウンジャケットの方がゴワゴワしてシルエットはダルマのようになるのではないか?
という声もある。
確かに、ダウンジャケットは分厚いものが多いので丸いシルエットになりやすい。
しかし、今回紹介するダウンジャケットはシルエットにもこだわっているものなのでそのような心配はほとんどない。
首元までカバーしてくれるものが多い
3つめの理由は、首元までカバーしてくれるものが多くネックウォーマーと同等の役割をしてくれる、という点だ。
ライダースや MA-1は首元は全く防風・保温されておらず、真冬になると必ずネックウォーマーが必要になる。
しかし、ダウンジャケットの多くは首元までしっかりとカバーしてくれるものが多いのでネックウォーマーが必ず必要というわけではない。
ちょっと近くのスーパーまで買い物に行く時などは、そこまで冷えることもないので、ダウンジャケット1枚でネックウォーマーをしないこともある。
このように防寒に対する気軽さも持ち合わせているのは、ダウンジャケットの魅力だと感じる今日この頃である。
バイク乗りにおすすめのダウンジャケット3つ紹介(予算5万円以内)
バイク乗りにダウンジャケットがおすすめな理由を理解していただいた後は、著者のおすすめのダウンジャケットを3つ紹介しよう。
今回ご紹介する上で著者が重要視したポイントは3つある。
1つは価格。
ただでさえカスタム用品やバイク関連のグッズを購入していて出費がヤバいのに、ダウンジャケットに大金はたいてる余裕ない、という方も多いのではないだろうか?
価格は抑えたいけど、ある程度良質なダウンジャケットが欲しいという方のために著者が胸を張っておすすめできるものだけを紹介します。
2つ目のポイントは防風性・保温性。
ダウンジャケットで重ね着をする人は少ないかとおもう。
だからこそ、それ単品でバイクの風や寒さを防ぐことができる、防風性や保温性が非常に重要になってくる。
最近のダウンジャケットは、ライディング用ではなくとも機能性が抜群のものが多く驚くことが多い。
3つめのポイントはデザイン。
バイクショップに行くと防風性・保温性抜群のライディングウェアが売っているが、中にはデザインが残念なものも多い。
やはり、ある程度の防風性や保温性を求めるとなるとゴツゴツ感が増してデザイン性が損なわれてしまうのか。
しかし、今回は一般ブランドやセレクトショップのダウンジャケットを紹介するのでデザインについても力を抜いていない。
それでは価格・機能性・デザインの3つのポイントを充分満たしていると感じたダウンジャケットを紹介していこう。
UNIQLOのダウンジャケット(税込み約¥13,000)
出典:UNIQLO
まず初めに紹介するのは、カジュアルウェアの王道「UNIQLO」のダウンジャケット。
正直この値段なので質はあまり良くないかな、と思っていたがいい意味で裏切られることとなった。
ひとつ一つの縫い目が風を通さないように工夫されているので、バイクに乗っていても中に風が入り込んでくることはほとんどない。
さらに、首元までしっかりジッパーが届くので近場のお出かけなどの時はネックウォーマーなしでも全く問題なく快適にバイクに乗ることができる。
実際に使っている感想としては、倍の値段をつけられても買うと思うクオリティだった。
さすがは「UNIQLO」といったところだ。
デザインはかなりシンプルなのでどんなファッションにも合わせやすい。
ただ、シンプル過ぎるあまり、個性を出したファッションが好みの方には少々物足りなさは残るかもしれない。
実際のカラーバリエーションは「UNIQLO」のHPで確認してみて欲しい。
BEN DAVIS のダウンジャケット(税込み¥26,180)
つや消しブラックとホワイトの「BABN DAVIS」のダウンジャケット。
良質な色合いで高級感漂うが、価格は良心的に3万円以内で購入することができる。
防風性能も非常に高く、首元までカバーしてくれているので通常バイクに乗る分については全く問題ないだろう。
良質な素材感が特徴で肌触りがいいので、秋の終わりごろなどには半袖シャツにこのダウンジャケットもあわせることができる。
デザインについては全体的にシンプルにまとまっており、ワンポイントのロゴがアクセントで
おしゃれだ。
どんなファッションにも万能に合わせることができる優秀なダウンジャケットと言える。
西川ダウン(税込み¥27,720)
先ほど紹介した2つのダウンジャケットと比較すると丈が長めの「西川ダウン」。
特徴は比較的長い丈と、首元までしっかりカバーしてくれるデザイン、そしてフードに高級感漂うフェイクフェザーだ。
保温性については少々頼りない感は否めないが、防風性能についてはジッパーとボタンのダブルタイプとなっているので問題はない。
最初はバイク乗るのに長い丈は大丈夫なのか、という疑問を感じていたが、実際はほとんど気にならない。
乗り降りの時に足が引っかからないように気をつければ、大丈夫だろう。
丈が長いことや、フードにフェイクフェザーがついていることにより、バイクに乗っているときに風で揺れよりオシャレに見える。
まとめ
いかがだっただろうか?
今回は5万円以内で買える良質なダウンジャケットを3つ紹介した。
どれもバイクを乗る上で重要になる防風性・保温性は十分兼ね備えているものなので、これからダウンジャケットを購入する予定の方はぜひ参考にしてみて欲しい。
では、good-by