せっかく奥さんや彼女とタンデムでツーリング行くなら、その道中も楽しみたいですよね。
これを可能にしてくれるアイテムがインカムです。
今ではほとんどのライダーがヘルメットに装着しているので、もはや必需品と言っても過言ではないアイテムです。
でも、調べたら結構いろんな種類のインカムがあることや、思っている以上に高額なことに驚いた人も多いのではないでしょうか?
私は妻とほぼ毎週末ツーリングに行くので、もっとタンデムを楽しみたいと思いインカムを探したのですが、何を選べばいいのか全く分かりませんでした。
この記事では私のようにインカムが欲しいけど、どれを選んだらいいのかわからないという方や、できるだけコスパ良くインカムを手に入れたいと考えている方のために自信を持っておすすめできるインカムを3つご紹介します。
インカムがあるとできること
では、まずはインカムを導入するとできることについてざっくりと見ていきたいと思います。
ぼくが考えるにインカムを取り付けると大きく4つのメリットがあります。
1.同乗者やツーリング友達と会話を楽しむことができる
これは、もはや説明するまでもありませんね。
ツーリング中に会話ができるのは思っている以上に楽しいです。
タンデムで奥さんや彼女を乗せることが多い人は、きっと普段話さないようなことも話すことができるので、お互いの新しい面を知ることができて、より仲の良いカップルになること間違いなしです。
2.音楽を聴ける
ソロの時はもちろんインカムを繋いでいる時でも、モノによっては音楽も同時に聴くことができます。
テンションあがる曲を一緒に共有できるので楽しくツーリングする事ができます。
※テンション上がりすぎてスピードの出し過ぎには注意してください(笑)。
3.マップと繋げば音声案内もしてくれる
バイクに乗ってると前の車や周りの景色に夢中になってしまうあまり、マップの案内に気づかず道を間違えてしまうことってありますよね。。。
そんなうっかりミスもインカムがあれば防ぐことができます。
Googleマップの音声案内をオンにすれば、まるで車のナビのように案内してくれるので常にマップ画面を見る必要がなく、運転に集中できます。
4.気軽に電話に対応できる
ヘルメットをつけた状態で電話が来たら、いちいち脱いでからかけ直すという経験がある方もいるのでは無いでしょうか?
そんな手間もインカムがあれば省く事ができます。
ヘルメットを装着したまま電話することができるのでストレスなく対応することができます。
※運転しながら電話は危険ですのでやめましょう。
以上がインカムを取り付ける4つのメリットでした。
インカム買うなら有名メーカーがおすすめ
では、ここからは実際にインカムを選ぶ時、どのようなことを気をつけて購入したらいいのかについて見ていきましょう。
最近はいろいろなメーカーからインカムが発売されてますよね。
格安から高額なハイエンドモデルなど。
1番コスパ良く買うなら、格安ではなくある程度有名メーカーから発売されているインカムがおすすめです。
操作法・不具合などへの情報が豊富
有名メーカーから発売されているインカムの場合、たくさんの人が購入しています。
その分、操作法がわからない時や不具合が起こった時の対処法などの情報が豊富にあります。
その為、いちいち説明書を見なくともネットで調べればほとんど解決できます。
手厚いアフターフォローがある
有名メーカーならではの手厚いアフターフォローもあります。
格安インカムの場合、購入後不具合が起こった時、返品や修理対応してくれる所はほとんどありません。
しかし、有名メーカーの場合はちょっとした不具合や操作法への質問などにもきっちり対応してくれるので非常に安心です。
長期的に見たらコスパ最強
1万円の格安インカムを買って1年で使えなくなるのと、3万円のインカムを5,6年使い続けるのどちらがいいでしょうか?
もちろん後者ですよね。
初期投資としては高額ですが、長期的に見た時にコスパが高いのは明らかに有名メーカーから出ているインカムです。
良いものを長く使いたいという方には、有名メーカーのインカムがおすすめです。
タンデム向けコスパ最強のおすすめインカム3選
それでは、ここからは具体的にコスパが高いおすすめインカムをみていきます。
タンデム向けとありますが、紹介するものの中には6人まで同時通話可能な優れたインカムもあります。
タンデムだけでなく、マスツーリングする事が多いあなたにピッタリのモノもあるかも知れません。
6人以上のマスツーリングもするならハイエンドモデルの「B+COM ONE」
インカムの購入を検討している方なら一度は目にしたことがあるブランドではないでしょうか。
その機能性・操作性の良さや徹底したアフターフォローから高い支持を得ているのがビーコムです。
しかし、それゆえにかなり高額になってしまうのでなかなか手を出せなかったハイエンドモデルの「B+COM SB6X」ですが、昨年1月に一部機能を制限した低価格モデル(B+COM ONE)を発表しています。
機能を制限していると言っても、連続通話可能時間が16時間から12時間に減ったくらいです。
泊まりのツーリングの際は充電器を持っていけば問題ないです。
詳しくは従来モデルとビーコムONEの比較表をご覧ください。
項目 | B+COM SB6X | B+COM ONE |
価格(ペア) | 67,500円(税抜) | 54,000円(税抜) |
通話可能時間 | 16時間 | 12時間 |
通話可能距離 | 1.4km | 1.4km |
同時通話可能人数 | 6人 | 6人 |
ユニバーサル通話 | ○ | ○ |
Blutooth | ver4.1 | ver5.0 |
聴きトーク | ○ | × |
※聴きトーク:音楽を再生しながら通話をする機能
マスツーリングもするけど奥さんや彼女とタンデムツーリングもするよ、という方はぜひチェックしてみてください。
タンデムがメインなら「BT MINI」一択
もしあなたがマスツーリングをすることはほとんどなくタンデムツーリングがメインなら選ぶべきインカムは MIDLAND から発売されている「BT MINI」で決まりです。
なぜなら必要のない機能は全て削ぎ落とし低価格化を実現しているからです。
アフターフォローや信頼性の観点から有名メーカーから購入したいと考えてる人にはかなりおすすめです。
では、具体的にどれほど不要な機能を削ぎ落としているのかは MIDLAND のハイエンドモデル「BT MESH R」との比較表をご覧ください。
項目 | BT MESH R | BT MINI |
価格(ペア) | 61,200円(税抜) | 24,000円(税抜) |
通話可能時間 | 20時間 | 8時間 |
通話可能距離 | 3,000m | 200m |
同時通話可能人数 | 10人 | 2人 |
聴きトーク | ○ | × |
タンデムに特化しているため通話可能距離や通話可能人数はかなり制限されているからこその低価格。
でも、安心してください。マイクの音質や防水性能などの性能についてはハイエンドモデルと全く遜色ないのでストレスなくツーリングを楽しめます。
奥さんや彼女にプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
4人以内でマスツーリングするならデイトナ DT-E1
初めてのインカムでなにを選んだらいいのかわからない、という方におすすめしたいのが DAYTONA から発売されている「DT-E1」です。
今はタンデムをメインで考えているけど、後々はバイクな仲間が増えてマスツーリングをする機会もあるかもしれません。
そんな時はこの「DT-E1」があれば、最大4人まではインカムに接続が可能になるので、買い替えする必要もありません。
価格は先ほど紹介した「B+COM ONE」よりも安いので迷ったらこのインカムがおすすめです。
「B+COM ONE 」との比較は以下のようになります。
項目 | DAYTONA DT-E1 | B+COM ONE |
価格(ペア) | 33,000円(税抜) | 54,000円(税抜) |
通話可能時間 | 12時間 | 12時間 |
通話可能距離 | 800m | 1,400m |
同時通話可能人数 | 4人 | 6人 |
ユニバーサル通話 | ○ | ○ |
Blutooth | ver5.0 | ver5.0 |
聴きトーク | ○ | ○ |
この表からもわかるように「B+COM ONE」よりも機能は少し劣りますが、その分価格はかなり抑えることができます。
ぜひ、エントリーとして購入を検討してみてはいかがでしょうか?
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回はタンデムツーリングがメインの方のためのインカムを紹介しました。
基本的にタンデムしかしないから、それに特化したインカムにするのか、もしくはマスツーリングを想定して複数人接続が可能なインカムにするのか。
この辺りはしっかりと検討して購入後に後悔がないようにしてくださいね。
では、bye