憧れのハーレーに乗りたい!
でも、維持費用で生活資金が圧迫されてしまうのではないか??
ハーレーの購入を検討しているけれど維持費用がイマイチよくわからないという方に向けて、883アイアンに乗っている僕が維持費用について解説します。
ハーレーは初期の購入費用はもちろんのこと、維持費用も中型バイクや国産バイクと比較すると高いです。
そのため維持費用についてよく検討していないと、購入後に後悔するという最悪のケースも考えられるので、しっかりと理解しましょう!
ハーレーにかかる維持費用の全体像
ハーレーを購入したらかかる維持費用の一覧は以下の表の通りです。
項目 | 費用 |
車体ローン代 | 10,000円〜(分割期間による) |
車検費用 | 20,000円〜150,000円 |
軽自動車税 | 6,000円 |
重量税 | 1,900円 |
自賠責保険 | 9,180円 |
任意保険 | 20,000円〜(年齢、免許による) |
ガソリン代 | 3,000円〜(走行距離による) |
カスタム費用 | 0円〜100,000円 |
消耗品 | 30,000円~100,000円 |
駐車場代 | 0円~20,000円 |
※一概にこの表の通り維持費用が発生するというわけではありませんが、平均すると年間8万円〜23万円の間に落ち着くと言われています。
では、それぞれの維持費用について具体的に見ていきましょう。
車体ローン代
ハーレーは国産バイクに比べると車体金額が高いためローンを組んで購入する人は多いです。
ローンを組んで購入する場合はこれから説明する維持費用と合わせると、毎月の出費は意外と多くなります。
そのため、しっかりと事前に毎月の支出額をシュミレーションした上で購入するようにしましょう。
あなたが購入を検討しているハーレーの毎月のローン金額をシミュレーションしたい場合は、下記のローンシュミレーターの利用をおすすめします。
車検費用
ハーレーは大型バイクに分類されるため2年に1度は車検に通す必要があります(新車の場合は初回のみ3年に1度)。
車検にはすべて独力で行うユーザー車検と、ディーラーにお願いするディーラー車検があります。
メリット | デメリット | |
ユーザー車検 | 約2〜3万円と少ない費用で可能 |
|
ディーラー車検 |
|
約5〜15万円と多くの費用がかかる ※消耗品の交換数によって変わるため金額幅が大きい |
軽自動車税
バイクを所有している人は毎年「軽自動車税」を支払う必要があります。
ハーレーは二輪小型自動車(250CC超〜)に該当するため、「年間6,000円」になります。
市役所から納税通知書が届いたらすぐに支払うようにしましょう。
重量税
排気量が125CC以上のバイクには「重量税」という税金が発生します。
重量税は車検と同じタイミングで請求されるので、基本的には2年に1度支払うことになります。
※新車の場合は初回のみ3年に1度
ハーレーの場合は401CC以上の大形バイクに該当するので、「バイクの登録から12年までは年間1,900円」、「バイクの登録13年〜17年までは年間2,200円」、「バイクの登録後18年以上の場合は年間2,500円」かかります。
詳細はこちらをご覧ください。
自賠責保険
クルマやバイクを所有している人は必ず加入しなければならないのが、自賠責保険です。
購入時に必ずディーラーに加入するように言われるので、加入してください。
ハーレーダビッドソンは大形バイクに分類されるので保険料は以下の通りになります。
年数 | 金額 |
1年 | 9,180円 |
2年 | 13,640円 |
3年 | 18,020円 |
新車で購入した場合はまず3年分の18,020円が必要になります。
任意保険
任意と言いつつ必ず入るべき保険が「任意保険」です。
万が一事故を起こしてしまった時の損害の補償をしてくれたり、自分の身体に不自由が起こった時に保証してくれます。
任意保険に入ることで安心してツーリングを楽しむことができます。
しかし、任意保険は各社いろいろなプランを出していてどこの任意保険を選んだらいいの分からないというのは多くの人が抱える悩みです。
そこで、一括で各社の保険見積もりを出して、あなたにぴったりの任意保険を見つけてくれる以下のサイトで調べてみるといいかもしれません。
ガソリン代
ハーレーはハイオクを使うためレギュラーガソリンよりも高くなります。
一回の給油では数百円程度の違いですが、年間でみると結構違うので注意してください。
ちなみに僕は毎月約150キロくらい走行して、ガソリン代は3,000円くらいです。
カスタム費用
やはり1番お金を使ってしまうのはカスタム費用ではないでしょうか?
純正はハーレーももちろんかっこいいのですが、自分だけの一台を作るためにはカスタムが必要になります。
実際、僕も中古で883アイアンを購入してから色々な箇所をカスタムしました(お財布に大打撃です)。
しかし、カスタムすることで、より自分のハーレーを好きになれるので余裕がある方はチャレンジしてみてください。
おすすめのカスタムについての以下の記事をご覧ください。
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消耗品費
頻繁にバイクにのる場合はタイヤやオイル交換が必要になります。
自分で交換ができる場合は工賃がかからないので安く済みますが、ディーラーに依頼すると結構お金がかかります。
年間で大体3万円〜10万円くらいかかることになります。
内訳としては以下の通りです。
項目 | 期間 | 金額 |
エンジンオイル | 5,000km or 半年 | 5,000円〜10,000円 |
プライマリーオイル | 4,000km or 3ヶ月 | 2,000円〜5,000円 |
トランスミッションオイル | 10,000km or 2年 | 1,000円〜2,000円 |
オイルフィルター | 9,000km | 1,500円〜3,000円 |
タイヤ交換 | タイヤ溝が0.7mm以下になった時 | 20,000円〜60,000円 |
ブレーキパッド | 5,000km〜10,000km | 2,000円〜10,000円 |
※プライマリーオイル:チェーンの潤滑油のことでハーレーでは専用のオイルの使用を推奨されている。
※トランスミッションオイル:変速装置であるミッションを潤滑するためのオイル
◯おすすめのプライマリーオイル
◯おすすめのトランスミッションオイル
駐車場代
駐車場を借りる場合は駐車場代もかかります。
東京などの都会では駐車場代が月に2万円くらいする場合もあるので、近所に安い駐車場がないか調査してから契約するようにしましょう。
毎月発生するので、年間で見たらかなりの出費になります。
屋根のない駐車場に止める場合はバイクカバーを必ずつけるようにしましょう!
SOSU バイクカバー 300D厚手 防水カバー 収納バッグ付き
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
ハーレーの維持費用を理解できたでしょうか?
国産バイクに比べて色々と維持費用がかかりますが、ハーレーを所有する喜びは計り知れません。
それでは!